その写真に何が写っていますか 陽の光が差し込む大きな窓 花のない水玉模様の花瓶 … (「ずれゆく質問」より抜粋)
ぴにょーん ぴにょーん おまちかね またまたやってまいりました ぴにょーん … (「塀の向こう」より抜粋)
骨を肉に変え 血は根から吸い上げて 種のように硬い拳を隠して 幸せは そこにある … (「幸せはそこにある」より抜粋)
私も私の時間を刻み始めようか 私の呼吸を基準にして 私の演算速度でいいから … (無題の詩より抜粋)
ぼくは きみのところにいるきみの周囲を まさぐる その営みは 無駄な努力ではない それは目的がそこにあるから 命そのものだから … (「きみのところだけ」より抜粋)
「月の砂漠は歌うの? それとも楽器を奏でるの?」 詩人みちる(松崎義行)さんによる詩の連載です。 2週間にいちど、ここに詩をとどけます。
「気付くことは 好きなクルミの実を齧るようなものだから むしろ楽しいだけ」 詩人みちる(松崎義行)さんによる詩の連載です。 2週間にいちど、ここに詩をとどけます。
「めをつむるとわたしのなかにあるが わたしはそれをぬすんできたの?」 詩人みちる(松崎義行)さんによる詩の連載です。 2週間にいちど、ここに詩をとどけます。