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By 笠原名々子・nanako / 2021.09.26

この連載について

ペットショップで売れ残り、”最後のセール”という札をケースに貼られていたアメショの男の子の”きなちゃん”。

元野良猫で、目と鼻に炎症を起こした状態で道端で鳴いていたところを保護された男の子の”ダンくん”。

飼い主で写真家の安西政美さんによる、陽だまりのようにやわらかい写真と詩のなかに、猫の気持ちをのぞき込むような連載です。

2週間ごと、日曜日に更新します。

 

 

 

 

 

きなちゃん

 

ダンくん

 

 

 

 

 

 

元保護猫とか、元お店の猫とか、保健所に居たとか、

もう、関係ないよね。だって、僕は今、キミの家族。

僕にも、人間に甘えられる日々が、来たんだね。

キミが僕を「うちの子だよ」と言って、嬉しかった。



 

 

 

 

 

 

家中駆け回る僕。物を壊して、あちこち爪とぎする僕。

安心してるから、はしゃげる。嬉しいからだよ。

キミと暮らす家。ここ、僕の家だよね。

僕のパパとママのキミなら、許してくれるよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

きなちゃん、ダンくん、猫写真家 安西政美さんへのメッセージや感想はこちらまでお送りください。
webkikaku@miraipub.jp

 

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《 安西政美(あんざい まさみ)さん プロフィール 》

1975 年生まれ。埼玉県出身。看護師免許(動物看護師ではない)と看護臨地実習指導者資格所持。子供の頃に祖母が拾った猫が 26 年間生き、36 歳までその猫と共に生きる。その後、保護猫譲渡の為の保護猫撮影を経て猫写真家となる。2020年6月に、みらいパブリッシングより猫ポエム写真集「猫は家族」を出版し、現在はブログとFacebookページに日々猫写真を掲載している。

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《 本について 》

猫は家族
きなちゃんとダンくんが私に教えてくれたこと
著者 安西政美
僕を撫でてくれたのは、神様でなくキミだった。猫と人は家族になれるのか? 答えはこの本のなかにある。