詩がうまくなりたければ、他人に見せるといい(第5回)

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By 編集部 / 2022.04.25

この記事について

詩人として、作詞家・書籍編集者として表現活動を続ける松崎義行(別名:みちる、マツザキヨシユキ)さんによる「詩の発想法」の教室です。

 

 

 

 

第5回目のテーマ:

詩がうまくなりたければ、他人に見せるといい

 

 

そんなセリフを聞いたことがありませんか。

詩に限らず、人前に自分をさらすことは

とても勇気のいることです。

 

その勇気の裏腹にあるのがよく見られたいという自意識です。

 

この自意識というのは

自分を成長させる魔力をもっています。

自分を良くしていく魔力です。

 

この魔力を利用しない手はありません。

 

ただ、だれでもいいから詩を他人に見せれば

この自意識の魔力が働くのでしょうか。

 

もちろんそうではありません。

きちんと評価してくれる人に見せなければ

却って悪い影響を受けてしまうこともあるのです。

 

クリエイティブな活動をする仲間や

共感できる先生などが最もいいでしょう。

 

関心のない人からは疎まれたり

単におべっかを言われてしまうことが多いのです。

友だちなら、関係を保つために

無理やり褒めてくれるかもしれません。

 

他人に見せるときに重要なのは

「こういうつもりで書いたんだけど、伝わる?」

と訊いてみることです。

作品の意図が伝わっているかを訊くことが

一番勉強になります。

 

ポエムファクトリーでは

そういうことに慣れた仲間が大勢集まっています。

そして、お互いの作品について

どうすれば意図がスカッとかっこよく

あるいはじんわり深く伝わるかを論評します。

 

一度来ていただければ

その効能にきっとびっくり、

なにかが持ち帰れるはずです。

 

そして持ち帰ったものは

一生ものとして使えるでしょう!

 

 

 

 

〈お知らせ〉札幌ポエムファクトリー(詩の講座/3500円1ドリンク付き)開催

 

 

札幌にある俊カフェで行われる、松崎義行さんによる詩の講座です。

それぞれが詩を持ち寄り、朗読し、講評しあいます。

また、時には課題曲に好きに詩をつけて「作詞体験」をしたり、テーマに合わせて即興で詩を書いたり、リレーで詩を重ねていくなどの体験も。

詩を書いたことがない方でも、興味があればどなたでも大歓迎です。

お気軽にご参加ください。

(オンラインの参加の方、リアル参加の方、いずれも前もっての原稿提出が必要です。詳しくはお問合せください)

 

日時:2022年5月29日(日) 16:00〜18:00

参加方法:直接 or オンライン(Zoom)

料金:3,500円(1ドリンク付き)

定員:8名

申し込み締切:5月26日(木)まで

イベント詳細:https://www.facebook.com/events/710364846820768/

問合せ先:俊カフェ nao0226★estate.ocn.ne.jp / 011-211-0204

 

 

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《 松崎義行さん プロフィール 》

詩、作詞、詩の選評、本の編集。
詩のデザインレーベル  oblaat(オブラート)
札幌ポエムファクトリー指導
詩のある出版社・ポエムピース株式会社
本で未来を作る? 株式会社みらいパブリッシング
2 つの出版社の 社長

1964年東京吉祥寺生まれ。15歳の時に第一詩集「童女 M-16の詩」を出版社を設立して刊行。詩の投稿雑誌「TILL」「未来創作」を創刊。またエフエム福岡、ラジオ日本、雑誌「ダ・ヴィンチ」などで詩、歌詞の選者。詩集に「NONE」「SEVEN STEPS」「バスに乗ったら遠まわり」「100万円あげる」、「10秒の詩-心の傷を治す本」「幸せは搾取されない」、ビジネスエッセイ「詩人少年、社長になる」「夢を100万回かなえる方法」(日本・韓国)。「oblaat(オブラート)」、「福島の花を広めるプロジェクト」に参加。「ここは花の島」、同名の合唱曲(谷川賢作さん作曲)、トリ音ミニアルバム「自分らしさを咲かせて」、オタクノマドとして絵本のテーマソングシリーズ「ピカ・プカ・ポン」作詞。

 

 

本について