めよりみみより 呼吸するように音楽を 9
この連載について
職場に、歌うように働く人がいる。
話すときも考えるときも、歌っているよう。
みんなその歌が聴きたくて、彼女と一緒に働いている。
歌手であり、みらいパブリッシングの編集者でもあるMitsuyoさん。
彼女が歌うステージが、みらいチャンネルにできました。
今日は、絵本『Dalia Good Night』の世界から生まれた曲、「ゆめをみようよ」を歌います。
私は、ダンサーにとてもあこがれています。
東京に来たばかりでがむしゃらだったころ、
BATIKに参加している友だちのダンス公演を観にいって
黒田育世さんを初めて目にしました。
取り繕わず、ひたすらないのちが輝いている。
そんな踊りをみて涙がとまりませんでした。
「踊る」がどういうことか人によってちがうとおもうのですが、
私が強く惹かれる理由は、黒田育世さんの姿にあると感じました。
歌う、踊る、祈るは、人間が言葉を獲得するまえからの原始的な行為。
そこに還って感じたい、見たい景色があるんだとおもう。
いろんなものごとに鍛えられながら音楽を続けてきて、
自然とからだが動く感覚や、真に迫るような感覚をもてるようになった。
いつか歌で踊れるようになりたいです。
夢みながら、今日はダリアの歌をうたいます。
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《 プロフィール 》
Mitsuyo
うたうたい。京都出身。ジャズ好きの父、ポップス好きの母からなんとなく影響を受け、幼いころから歌うこととピアノを弾くことが好きだった。ミュージシャンたちとの出会い、東京での生活、様々な出来事の中で、音楽そのものに対する感じ方もめまぐるしく変化。その後、ボイストレーナーとして経験を積みながら、声や身体と深く向き合うようになる。ただいま子育ての真っ最中。本づくりの仕事にたずさわりながら、さらなる表現の世界を追求している。チャップリンやムーミンの世界、細野晴臣さんの音楽、Woody Allenの映画が大好き。
HP:https://mitsuy0utautai.jimdofree.com/
Instagram:@mitsuyo_undeuxtrois
《 Mitsuyoさんの歌う、絵本のテーマソング 》