めよりみみより 呼吸するように音楽を 8
この連載について
職場に、歌うように働く人がいる。
話すときも考えるときも、歌っているよう。
みんなその歌が聴きたくて、彼女と一緒に働いている。
歌手であり、みらいパブリッシングの編集者でもあるMitsuyoさん。
彼女が歌うステージが、みらいチャンネルにできました。
今日は、絵本『かっぱのペピーノ』のテーマソングを歌います。
こころにぽっかり穴があいてる
どうすればうめられるんだろう。
自分の好きなエッセンスを集めて
いい感覚を取り戻そうとしています。
世の中と距離を置きたくなるときがあって、
自分の殻に閉じこもりたくなることもあるけど、
音楽にひたれるとほっとやわらぎます。
音楽の歴史からみても、
苦しい時代のミュージシャンこそ笑顔を失わず、
踊ったり歌ったりするひとときを味わっていたはず。
戦時中に「What a Wonderful World」を歌っていたという
サッチモのメッセージに涙が出ます。
“Seems to me,
it ain’t the world that’s so bad
but what we’re doing to it.”
ちょっとの勇気できっと世界は変わっていく。
《 バックナンバー 》
《 プロフィール 》
Mitsuyo
うたうたい。京都出身。ジャズ好きの父、ポップス好きの母からなんとなく影響を受け、幼いころから歌うこととピアノを弾くことが好きだった。ミュージシャンたちとの出会い、東京での生活、様々な出来事の中で、音楽そのものに対する感じ方もめまぐるしく変化。その後、ボイストレーナーとして経験を積みながら、声や身体と深く向き合うようになる。ただいま子育ての真っ最中。本づくりの仕事にたずさわりながら、さらなる表現の世界を追求している。チャップリンやムーミンの世界、細野晴臣さんの音楽、Woody Allenの映画が大好き。
HP:https://mitsuy0utautai.jimdofree.com/
Instagram:@mitsuyo_undeuxtrois
《 Mitsuyoさんの歌う、絵本のテーマソング 》