読んだあとに思わず食べたくなる! 食べ物をテーマにした絵本

イメージ
By ゆのきうりこ・uriko / 2021.11.18

 

 

 

おうち時間が増えてくると、毎日のご飯に悩むことが多くなってきますよね。

一昨日はカレー、昨日は肉じゃが、今日の昼はパスタ…と、頭を悩ませている方は多いと思います。

そこで今回は、読んだあとに思わず食べたくなる、食べ物をテーマにした絵本を3冊紹介します!

 

 

 

 

 

『なにになるのマカロニさん』

 


『なにになるのマカロニさん』表紙

 

 

〈あらすじ〉

今日はたろうくんのお誕生日。

他の食材たちが料理されていく中、一向に出番がないマカロニたち。

出番がないなら自分たちで料理されにいこうとキッチンへ冒険に出かけます。

さて、マカロニたちは、なにになるのでしょうか。

 

 


協力し合うマカロニたち。「マカロニ ロニ ロニ」一緒に口ずさんでしまいますね。

 

 

こちらの作品は、第2回絵本出版賞で大賞を受賞。

あたたかい貼り絵と、可愛らしいマカロニたちの表情を見ると思わずこちらも笑顔になってしまいます。

子どもたちと一緒に、なにになるのかな? と言いながら、ページをめくっていくのも、この絵本を楽しむ1つの方法だと思います。

最後のマカロニたちの姿は、こんな料理方法があるのか! と新しい発見を与えてくれるので、読んだあとに実践してみるのも良いかもしれません。

 

 

 

 

 

『おおきくなりすぎちゃったじゃがくん』

 


『おおきくなりすぎちゃったじゃがくん』表紙

 

 

〈あらすじ〉

収穫の時期になっても、じゃが〜じゃが〜とぐっすり眠っていた、じゃがいもの“じゃがくん”。

どんどん大きくなっていって、ついに料理になることができない大きさにまでなってしまいます。

じゃがくんは食べてもらうために、料理してもらえる場所を探しに旅へ出かけます。

 

 


なかなか起きず、どんどん大きくなっていくじゃがくん

 

 

こちらも『なにになるのマカロニさん』と同じ作者、まるやまなおさんの絵本です。

私のお気に入りは、おんせんで茹で上がらなかったじゃがくん。たまらなく可愛い表情をしているので、ぜひ一度見てみてください。

ページをめくっていくうちに、じゃがくんの優しい性格も表れてきて、ほっこりした気持ちになれますよ。

 

今回、紹介しきれなかった彼女の他の作品も表紙がカラフルで、思わず並べて飾りたくなるような可愛さです。

 

 

 

 

 

『さるシェフのオムライスやさん』

 


『さるシェフのオムライスやさん』表紙

 

 

〈あらすじ〉

さるシェフのオムライスやさんは、森の動物たちに大人気。

お客さんに合わせたサイズのオムライスを作ってくれるのです。

そこに、小さなハムスターのお客さんがやってきます。

果たして、さるシェフは小さなオムライスを作ることができるのでしょうか。

 

 


小さな小さなオムライスを作ろうとしているさるシェフ。よ〜く目をこらして作ります。

 

 

お客さんのために頑張るさるシェフは抱きしめたくなる可愛さ。

絵本の中には、オムライスが作られる工程が入っていて、子どもたちが作ってみたくなること間違いなしです。

お手伝いをしてほしいお母さんたちは、子どもに読み聞かせるのも良いかもしれません。ケチャップで、さるシェフの顔を描くのも楽しいですね。

 

 

いかがでしたでしょうか。

私は、記事を書いているうちにお腹が空いてきてしまいました。

そろそろ、ご飯にしようかな。

 

 

 

 

 

《プロフィール》

ゆのきうりこ/ライター

兵庫県出身。大学を卒業後、一般企業に就職。仕事を通して、改めて「書く」ことが好きだと気付き、24歳でライター活動を始める。趣味は音楽・お笑い・映画・絵を描くことで、オリジナル絵本の作成も行っている。

Instagram