2020年5月22日に発売された小説『おもてなし2051』の広告が、朝日新聞に掲載されました。
舞台は2051年。廃炉に汗を流す兄とおもてなしに生きる妹を描いた、近未来SF小説です。
あらすじ
二〇五一年。観光大国として成功をおさめ、福島第一原発の廃炉作業が進む日本。
ダークツーリズムスポットである第一原発の廃炉作業員として汗を流す兄・大也と、
外国人観光客を「おもてなし」する店で働く妹・樹々の視点を通して描く近未来SF小説。
新しい日本、そして福島の再生はここから始まる。
編集担当者からのコメント
批判や排斥ではなく、励ましを。
過去を記憶にとどめながら、明日に生きることを目指す。
「闘い」に疲れた人々におくる新しい共栄の世界。
「おもてなし」が切り拓く新しい時代の群像を表した近未来小説が登場しました。
福島と日本に向き合う作家の立ち位置はこれまでのだれとも異なります。
ここに描かれているのは、次の世代に向けた自己再新再生の物語といえるでしょう。
著者のカワカミ・ヨウコさんは現在、下記日程でラジオに出演中です。
日付:7月28日、8月4日、8月11日 毎週火曜日3週連続
番組名:FM伊豆87.2MHz「マサコのオレンジタイムズ」
県外の方はFM ISというアプリでも聴けます。
YouTube配信もされる予定。
最新情報はカワカミさんのTwitterをチェック!
● 本の詳細はこちら