メニューをすぐに決められるのは「父性」?プリンアラモードは「母性」? 精神科医・樺沢紫苑さんにインタビュー

潜入取材
2020/08/29

 

「世界から父性が消えかけている」

そんな警鐘を鳴らすのが、『父滅の刃 消えた父親はどこへ』という1冊です。

 

「母性」でも「父親」「男らしく」でもなく、”父性”。

“父性”というキーワードで世の中を見てみると、今まで見えなかった色々なものが見えてきます。

老若男女、どんな人でも他人事ではありません。

 

今回は、その”父性”の面白さ、奥深さを、著者の樺沢紫苑さんへのミニインタビューを通して紹介します。

中華料理屋さんで、頼んだものが到着するのを待つあいだ、ちょこっと話を聞かせてもらいました。

 

 

—”父性”というのは、家庭内の話なのでしょうか。それとも個人の話なのでしょうか。

両方です。家庭の中と個人の中、両方に父性と母性のバランスが必要だと思います。

 

— それは遺伝による先天的なものか、環境による後天的なものか、どちらなのでしょうか。

後天的なもので、元々の資質より生育環境が大きいと思います。

もし父性が遺伝的なものだとしたら、いま現実に起こっているように10年単位で社会における父性のバランスが変動したりはしないと思います。

別々の家庭で育てられた双子が違う性格になるという実験もありますし、父性のバランスは生育環境によってできるものだと思います。

 

— 樺沢さんはどんなときに自分の「父性」を感じますか?

本をまとめて出したり、YouTubeで発信したりするのは父性ですよね。

「ビジョンを示す」「人を導く」というのは父性なので。

 

— さっきメニューを見ながら何を注文するか悩まれているようでしたが、それは…

それは父性ではないですね。「切り捨てる能力」が父性なので。

普段は一瞬で決めるんですけど、今日はちょっと担々麺かパイコー麺で迷っちゃいました。

あれもこれも、というのは母性なんですよ。

「すべてを受け入れる」のが母性なので。

 

— では、色々な料理が楽しめるコース料理は母性なのでしょうか?

そうかもしれないですね(笑)

選べないから色々入っている幕の内弁当が好き、という女性の方、多かったりしますよね。

 

— じゃあプリンアラモードも?

そうですね(笑)

 

 

ここで料理が到着したので、インタビューは終わりました。

身近なものを、父性か?母性か?という視点で見ると面白いですね。

心理テストみたいです。

みなさんもぜひ、やってみてください。

 

前回のミニインタビューはこちら

 

 

 プロフィール

樺沢 紫苑 (かばさわ しおん)

精神科医、作家、映画評論家
1965年、札幌生まれ。札幌医科大学医学部卒業後、同大神経精神医学講座に入局。
大学病院、総合病院、単科精神病院など北海道内の8病院に勤務する。
2004年から米国シカゴのイリノイ大学に3年間留学。
うつ病、自殺予防についての研究に従事。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。
YouTube20万人、Facebook 15万人など累計50万人以上のインターネット媒体を駆使し、
メンタル疾患の予防を目的に、精神医学、心理学の知識、情報をわかりやすく発信している。
学生時代は年200本を劇場で見る映画ファン。医師になってからも、年100本を鑑賞し続ける。
雑誌、週刊誌、映画パンフレットなどに映画批評、映画解説を掲載している。
著書は、シリーズ累計70万部『学びを結果に変えるアウトプット大全』『学び効率が最大化するインプット大全』(サンクチュアリ出版)など、30冊以上。
映画関連では、『スター・ウォーズ「新三部作」完全解読本』(三一書房)がある。

 

 本の詳細はこちら

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2020.08.29

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