市立不思議が丘小学校2 ひみつの夏休み

~Primary School on the mysterious hills Secret summer vacation~

著者神田 たかし・ムムヤマ

価格 1760円(税込)

四六判 248ページ ソフトカバー

2025年7月23日 ISBN978-4-434-36138-8

モモンガプレス
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大好評シリーズ 第2弾!
夏休みのある日、だれにも言えない〈ひみつ〉が生まれる。

市立不思議が丘小学校の子どもたちが過ごす、6つの“特別な夏”。
1年生から6年生まで、それぞれの視点で描かれる連作児童小説です。

 

・一年生 「イルカが飛んだ日」泳げない自分と向き合う千夏が出会った、“見えないイルカ”とは
・二年生 「サマー・タイムカプセル・ブルース」まことの母が通っていた学校に立つご神木が、夢を現実に変えていく
・三年生 「小学生は巨大カブトムシの夢を見るか?」健太がつかまえた幼虫が前代未聞の巨大カブトムシに成長して!?
・四年生 「勇者アヤコの帰還」家族でキャンプに行った彩子たちは、湖に沈んだ町へ迷い込む
・五年生 「スター・チルドレン」150年後の宇宙ステーションで、地球の未来を知らされた純季たちは?
・六年生 「いつでも、どんな日でも」父を亡くしたことをどこか受け入れられないゆり。ある日ラジオから思い出の曲が流れてきて…

 

泣いて、笑って、こわがって。
そして、少しだけ大人になる夏。
子どもも大人も、きっと「自分の夏」を重ねたくなる――。
家族で読みたい、心に残るひと夏の物語です。

 

 

編集者からのコメント

 

この本を読むと、子ども時代の夏がよみがえってくる気がします。
小さな冒険や心の揺れ、誰にも言えなかった〈ひみつ〉。
どの物語にも、きっと読者自身の記憶と重なる瞬間があります。
子どもたちにとっては「今の夏」、大人にとっては「あの頃の夏」。
読み終えたあと、すこしだけやさしい気持ちになれる連作小説です。

 

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神田 たかし・ムムヤマ(かんだ たかし・むむやま)

著:神田たかし
1960年、北海道小樽市生まれ。元小学校教員。
教職を経て、子どもたちや地域に根ざした物語を創作している。
著書に『函館、7月14日』(アメージング出版/プリント・オン・デマンド)がある。
『あの小さな駅で、また会おう』(未刊)では、2023年「第9回児童文学 草原賞」優秀賞を受賞。
『市立不思議が丘小学校』(みらいパブリッシング)は、全国学校図書館協議会選定図書にも選ばれた。
本作はその続編となる、シリーズ第2弾。

 

イラスト:ムムヤマ
本作に表紙および挿絵で関わることができ、とても嬉しく思っています。
制作中は、自身の小学生時代を思い出しながら、物語の冒険に心ときめかせて描きました。
美術大学を卒業後、フリーランスのイラストレーターとして活動中。
人物や食べ物のイラストを得意とし、現在はココナラを中心に作品を制作しています。

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