じーさんとぴーぽっぽ
著者小亀たく
価格 1540円(税込)
B5判 32ページ 上製 オールカラー
2022年7月14日 ISBN 978-4-434-30481-1
みらいパブリッシング 選定図書絵本出版賞 最優秀賞受賞作
身近なひとがいなくなるってどういうこと?
じーさんがボクに教えてくれたこと
桜文鳥のぴーぽっぽは、じーさんとふたり暮らし。
じーさんは出かけたらかならず
ボクのすきな豆苗を買ってきてくれた。
ボクはしあわせだった。
ある日、じーさんが入院することになり
ぴーぽっぽは、じーさんの娘の家で暮らすことになりました。
10さいのボクが86さいのじーさんより年上って、どういうこと?
「ジュミョーがちがうのよ、それは。
わたしたちは人間よりずっとジュミョーがみじかいの」
背のびして、姿勢をきれいにした。
じーさんのまねをしたんだ。
「ボクたち ずっと いっしょだよ」
編集者からのコメント
大切な人がいなくなってしまうのはとてもこわいこと。
ぴーぽっぽは、ただただ、いっしょにいられるのが幸せだったんだと感じます。
読むたびに深まる、親子で読みたい名作絵本。
みらいパブリッシング創作絵本シリーズ
対象年齢:4歳くらいから
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小亀たく(こがめ・たく)
徳島市生まれ、東京都多摩市在住。
グラフィックデザイン、広告の企画制作に関わり、
2021年より絵本の創作に取り組む。
地球温暖化対策に貢献できるデザインを模索中。
本作は第8 回絵本出版賞大人向け絵本部門で最優秀賞を受賞。