女子ひとり(逃亡)温泉旅。栃尾又温泉でラジウムのぬる湯と旅館のおもてなしに浸ってきた

潜入取材
2021/07/02

 

 

あー、もう逃げたい…。

やってもやっても減らない仕事に、2週間おさまらない目の充血。

ついに限界を迎えたわたしは、会社にお願いして休みをとり、「逃亡先」を探しはじめました。

 

教えを乞うたのは、本やウェブサイトで「お一人さま逃亡温泉」の魅力を発信している加藤亜由子さん。

加藤さんの本で紹介されている新潟の栃尾又温泉に行くことに決めました。

 

 

 

 

「お一人さま歓迎」「静寂の湯」の栃尾又温泉へ

 

 

栃尾又温泉は、ラジウム温泉の湯治場として知られる小さな温泉地。

なぜこの温泉を選んだのかというと、「お一人さま歓迎」「静寂の湯」「脳が完全に脱力状態」など魅惑的なワードが本に書いてあったため。

まさにわたしが求めているところじゃないか…。

 

電話で2泊3日の予約をとり、いざ出発です。

 

 

栃尾又温泉は、新潟県魚沼市にあります。

上越新幹線の浦佐駅から車で約30分。

駅まで宿の送迎車が迎えにきてくれました。

 

 


栃尾又温泉に到着。宿は3つしかなく、3軒の宿で3つの共同湯をシェアしているという珍しい業態

 

 

加藤さんがおすすめしていた宿「宝巌堂」はちょうど改修中だったので、わたしはお隣の宿「自在館」に泊まることにしました。

 

 


宿の入口

 


レトロなテレビと一面の緑がお出迎え

 

 

部屋は、新館と、大正時代に建てられたという旧館のどちらかを選べたので、わたしは旧館を選びました。

 

 


木の香りが漂う廊下を進んでいき

 


部屋に到着

 


外の緑がまぶしい。こう見えて、旧館にもWi-Fiがガンガン通っています

 

 

到着はお昼過ぎだったので、温泉に入る前にちょっとあたりを散歩してみることにしました。

 

 


絵になるバス停を発見

 


「夫婦欅」を発見。たしかに仲良さそうです

 


時が止まったかのような…。でも時計は止まっていませんでした

 


精霊の集会所ですか?と聞きたくなるようなテーブルとイス

 

 

 

 

37度のぬる湯で体を整える

 

 

探索を楽しんだあとは、さっそく温泉へ。

 

栃尾又温泉の共同湯はぜんぶで3つあり、「うえの湯」「おくの湯」「したの湯」という名前。

日替わりで男女交代するので、混浴ではありません。

(加藤さん曰く、名湯には混浴が多いそう。わたしはまだ挑戦する勇気はないのでちょうど良かった…)

 

 


「うえの湯」「おくの湯」は栃尾又温泉センターのなかにあります

 



「したの湯」は名前のとおり下のほうにあり、迷路のような階段を何段も降りた先にあります

 


温泉の成分表。栃尾又温泉は、微量の放射線を含むラジウム温泉

 

 

 

温泉の撮影はできなかったので、お湯の感想は言葉で説明します。

 

まず、入ってびっくり。お湯がめちゃめちゃぬるい。

「37度の源泉かけながし」と加藤さんの本に書いてあったけれど、37度ってこんなに冷たいのかぁ、と思いました。

 

「浸かっているとだんだん温まってくる」と宿の人に聞いたのだけど、30分入っていても温まる気配がないので、耐え切れずに沸かし湯のほうに入りました(温泉を沸かしたものなので成分は同じです)。

暑くなったらぬるいほうへ。交互浴を繰り返しているうちに、だんだん体が整っていくのを感じました。

 

ちなみに、ラジウムって危険なんじゃないの? 副作用は? なんて思う人もいるかもと思う人もいるかもしれないけど、微量だとむしろ全身の細胞を活性化する作用があるといわれているんです。

たしかにそうとしか思えないほど、体が軽くなっていくのを感じました。

 

 

それからは、持ってきた着替えを一度も着ることなく、宿の作務衣を身にまとい、温泉を行ったり来たり。

ロビーに置いてあるマンガを読んだり、部屋の畳に寝転んだり。

 

幸せってこういうことなのかなぁ…。

最高の2泊3日を過ごしました。

 

 


食堂での夕食。丁寧で繊細な味わい。野菜がとっても新鮮でうれしくなる

 


夜の雰囲気も格別。オレンジの光が美しい

 


ここにいるとスマホをいじる気になりません。静かな夜に包まれて眠りました

 


翌朝いただいたぷるんぷるんのおかゆ。食べるとすっきり、胃の中がリセットされた感じになります

 

 

 

肌つやつや、体かるかる、という最高の状態で迎えた最終日の朝、また必ずここに戻ってこようと決意しました。

 

みなさんも、機会があったらぜひ行ってみてください。

お湯がぬるめなので、夏はちょうどいいかもしれません。

 

素敵な逃亡先を教えてくれた加藤さんに感謝…。

 

 

 

 

(ななこ)

 

 

《 関連URL 》

自在館(わたしが宿泊した宿)
https://www.jizaikan.jp/

宝巌堂(加藤さんの本『お一人さま逃亡温泉』で紹介されている宿)
http://www.ho-gan-do.com/

ウェブサイト「お一人さま温泉旅」
https://ohitori-onsen.com/

ラジウム温泉の効能について
https://www.jizaikan.jp/spa.html

 

 

《 今回の旅のバイブル 》

お一人さま逃亡温泉
著者 加藤亜由子
仕事で、家で。空気と顔色を読みまくる。そんな気疲れ人間の皆サマ、温泉に逃亡しませんか♨︎

 

 

 

 

 

 

 

 

2021.07.02

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