ビジネスパーソンを成功に導く小さな習慣

著者小滝 秀明

価格 1760円(税込)

四六判 200ページ ソフトカバー

2026年8月25日 ISBN978-4-434-38096-9

みらい

未来の正解がわからなくても、前へ進める。
世界を相手にする商社社長が伝える、「最適解」が見えてくる仕事の習慣

日々まじめに働き、頑張っている。
それでも、前に進んでいる実感がない。
「このまま今の仕事を続けていていいのだろうか」
「自分には、これといった強みがない」
「もっと自分に合う仕事があるのではないか」

 

AIの進化で仕事の形が変わり、SNSには成功や効率化の方法があふれています。
情報が増えるほど、自分がどちらへ進めばいいのかわからなくなる。
そんな時代に必要なのは、誰かが用意した「正解」を探すことではありません。
では、目の前の仕事にどう向き合い、何を積み重ねていけば、自分の進む道が見えてくるのでしょうか。

 

本書が伝えるのは、正解のない時代に、自分にとっての「最適解」が見えてくる仕事の習慣です。
著者は、レアアース・レアメタル商社の社長として、スマートフォン、電気自動車、半導体、医療機器などに欠かせず、その供給が世界経済や外交にも影響を及ぼす希少資源を、世界から調達し、日本のメーカーへ届けています。
会社を動かすのは、妻と二人だけ。
世界情勢によって価格も供給も大きく揺れる市場で、10年にわたり増収増益を続け、大手銀行が取引を求めて順番を待つほどの会社を築きました。

 

けれど、最初から仕事ができたわけではありません。
新人時代には、仕事がわからず会社を休み、簡単な表作りで手を抜いて、海外出張のチャンスを逃しました。
ロンドンで独立した後には注文が途絶え、フリーマーケットで不用品を売って生活をつないだこともあります。
そんな著者を支えたのは、派手な成功法則ではありませんでした。
小さな仕事ほど、丁寧に仕上げる。
逃げたいときは、今日できることを一つだけやる。
約束を守り、信頼を積み重ねる。
チャンスに気づいたら、すぐに動く。

 

世界規模の成果につながったのは、誰にでもできる、小さくてシンプルな習慣の積み重ねだったのです。
本書は、世界を相手にする仕事の現場で磨かれた経験をもとに、正解のない時代を前へ進むための仕事の習慣を伝えます。

 

目次
第1章 仕事
まず、足元で信頼をつくる
第2章 人との関係
評価より、信頼が先に動く
第3章 成長
実力の磨き方
第4章 不確実な社会のルール
コントロールできない世界でどう動くか
第5章 家族
最小のチームで強くなる選択
第6章 信頼でつくる未来
「うまくやる」より「続ける」視点

 

 

編集者からのコメント

 

著者には、世界を相手にビジネスをする実業家と、明治学院大学で若者を育てる教育者という、二つの顔があります。
授業で大切にしているのは、知識や答えを与えることだけではありません。
学生一人ひとりが自分の可能性に気づき、最初の一歩を踏み出せるよう、その心に火をつけることです。
本書の各章に置かれた英文の名言も、著者が仕事や授業の中で、若者たちを励まし、進む方向を示してきた言葉です。
社会に出たばかりの頃は、目の前の仕事の意味も、自分の強みも、まだ見えないことがあります。
これまで学生たちに語りかけてきた言葉を、今度は、仕事の現場で迷いながら前へ進もうとする若いビジネスパーソンへ。
世界で通用する仕事の知恵と、心に火をともす言葉を届ける一冊です。

小滝 秀明(こたき ひであき)

株式会社マテリアル・トレイディング・カンパニー代表取締役
明治学院大学経済学部客員教授
港町・神戸に生まれ、船乗りだった父の影響で、幼いころから海外の世界に憧れを抱く。
大学卒業後は商社に就職。1985年よりレアアース取引に携わり、1993年から英国・ロンドンに駐在。
1999年、ロンドンで起業し、素材ビジネスを開始する。起業当時は、技術革新の波が加速し苦しい局面も経験。
2010年に帰国し、本社を東京へ移転。株式会社マテリアル・トレイディング・カンパニーを設立。代表である著者と夫人の二人で運営開始。
誠実な仕事の積み重ねが、調達の難しい素材を安定的に確保する力となり、中国のレアアース規制下においても、輸出許可を得た正規ルートでの取引を実現。
2015年から、貿易事業と並行して、明治学院大学経済学部にて国際商取引、希少資源、貿易商社の起業経営をテーマに、学生たちに現場で通用する仕事の考え方を伝えている。ゼミは10期生を迎えている。
株式会社マテリアル・トレイディング・カンパニーHP:www.mtc-j.com

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