ふるさとの川は永遠に
著者趙 麗宏・城田 千枝子
価格 2200円(税込)
A5判(変型) 288ページ ソフトカバー
2026年1月9日 ISBN978-4-434-37050-2
みらい中国国内合計部数300万部!
中国児童文学の名作、待望の邦訳。
みずみずしい少年の感性が、古き良き上海の風景と人々の暮らしをよみがえらせる。
日本人の知らない静かな感動が、いま、川の流れのように……。
崇明島の片田舎で祖母に育てられたシュエディは、七才のとき、上海で両親と暮らすことになった。
都会の洗礼を受け、泣いたり笑ったりしながら、上海の生活になじんでいくシュエディ。
政治の混乱による不穏な空気が漂いはじめるも、家族の深い愛情と友情に囲まれ、のびのびと成長していく。
そんなシュエディのそばには、いつも川があった。
著者自身の少年時代の思い出を描いた自伝的物語。
編集者からのコメント
中洋折衷のレンガ造りの家、チャイナドレス、ネオン輝く娯楽施設「大世界」など…
作中に登場するあらゆる文物が、60年代の上海の情景を鮮やかに立ち上がらせます。
こうした異国情緒が本作の魅力のひとつである一方、読後心に残るのは人々が持つ愛情の普遍的なあたたかさです。
日中関係の緊張が高まる昨今。本書を読み、シュエディを友達やかつての自分のように思えたならば、それが平和への第一歩にちがいありません。
趙 麗宏・城田 千枝子(ちょう れいこう/チャオ リーホン・しろた ちえこ)
作:趙麗宏
詩人、散文家、小説家。1952年、上海市に生まれる。
1968年に中学校を卒業後、故郷の崇明島に下放され、農業に従事。その間に文学創作を始める。
1978年、華東師範大学中国語学科に入学。卒業後、雑誌『萌芽』の編集者を務め、1987年より上海市作家協会所属の作家となる。
『上海文学』雑誌社社長、中国散文学会副会長、上海作家協会副主席を歴任。詩集『Pain 疼痛』、『変形』、散文集『島人日記』、『詩魂』、児童文学『漁童』、『月光蟋蟀』、『木彫りの男の子 シューハイ』など100冊を超える著作がある。作品は十数か国で翻訳され、国内外の文学賞を多数受賞している。
訳:城田千枝子
大阪市に生まれる。
関西大学文学部中国文学科卒業、関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程修了。
社会学博士。公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構の主任研究員を経て、現在、翻訳業に従事する。
主な訳書に『幽霊船』(鄭蕓著、芳草社、2022年)、『木彫りの男の子 シューハイ』(趙麗宏著、芳草社、2023年)などがある。
















