ジュリーとジャイ子

著者山中 輝世子

価格 1650円(税込)

四六判 156ページ ソフトカバー 

2025年11月14日 ISBN978-4-908827-94-5
※オンデマンド出版作品のため、Amazonのみでのお取り扱いです。

ポエムピース
<まもなく発売>

フィットネス界のレジェンド山中輝世子が世に問う!!
「あだ名」をめぐる勇気と感動の物語

小学校教師の沢田研(サワダアキ)は、いじめを防ぐためにと作られた「あだ名禁止令」に疑問を感じていた。
あだ名は禁止にするほど悪いものなのだろうか…
悩んだアキは、かつてあだ名で苦しんでいた“ジャイ子”に連絡を取る。

 

──三十一年前、小学五年生の“ジャイ子”は、自分のあだ名に苦しみ不登校になっていた。
『教室って、驚くぐらい小さい世界なんやからね。
大きい世界のことを考えたらええんよ。
一生懸命に頑張れば、大きい世界に羽ばたけるんよ』
アキの勧めでパワーリフティングを始めることを決意したジャイ子は、そこでもう一人の“ジャイ子”に出会い…

 

ボディビルやフィットネスの世界で競技選手としての華々しいキャリアを築き上げ、
競技引退後の現在は、フィットネス指導者・小説家として二刀流のライフスタイルで大活躍中の山中輝世子さん待望の小説第二弾!
学校に生きづらさを感じている子どもたち、子育てに迷走しているお父さん・お母さん、教育現場で働く方々、ジムでトレーニングされている方々、すべての人たちに贈る極上の物語。

 

 

編集者からのコメント

 

子どもの頃、誰もが経験する「あだ名」の洗礼。
心無い呼ばれ方をして傷ついた人もいるでしょう。
そんな「あだ名」の功罪や是非について、真剣に問い直し、プラスの面に光を当てたのが『ジュリーとジャイ子』という小説です。
さまざまな配慮が求められる今、「あだ名」についてみんなで考えるきっかけになれば幸いです。

 

山中 輝世子(やまなか きよこ)

愛称キヨピー。1969年9月20日生まれ。大阪府高槻市出身、大阪府堺市在住。
1994年、24歳の時に初めて大阪女子ボディビル大会に出場し、そこから競技選手としてのキャリアをスタートさせる。
JBBFオールジャパン・フィットネス優勝(2000年・2001年・2004年)ABBFアジアフィットネス・160cm以下級優勝(2001年)フィットネス世界選手権日本代表に選出(2000~2004年)2006年に日本人女性初のIFBBプロ選手として認定。
2008年に競技引退を表明後、フィットネス指導者としてセカンドキャリアをスタートさせる。
2025年に自身の経験を活かした小説『青春50きっぷ』(日本橋出版)で小説家デビュー。現在はフィットネス指導者・小説家として二刀流のライフスタイルを送っている。

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