「げっけいのはなし いのちのはなし」から広がる世界

〜子ども達に伝えたい「性」と「生」の話〜

著者大石 真那

価格 1650円(税込)

A5判 128ページ ソフトカバー 2色刷り

2024年2月22日 ISBN978-4-434-33440-5

みらいパブリッシング

「性」と「生」の話は、子ども達の心と体を守る「おまもり」です。

重版4刷出来の絵本「げっけいのはなし いのちのはなし」の著者による、「性」と「生」の話をまとめた一冊。
「なぜ小さい頃から性教育が必要なのか」についてのコラムを掲載。そして、絵本「げっけいのはなし いのちのはなし」の活用ポイントをQ&A方式で一つ一つ紐解きながら、性教育の大切さやその方法についてお伝えします。

 

「赤ちゃんってお母さんのお腹にどうやってきたの?」と思うことは、子どもにとってはごくごく自然な疑問です。
それに対して大人はドギマギしてしまうことも多いですが、子どもにとってはあくまで「お空はどうして青いの?」「象の鼻はなんで長いの?」と同じように聞いたまでのことで、そこに恥ずかしいという気持ちはありません。ましてや「親を困らせる質問をしてやろう」という思いもありません。
本当に素朴な疑問であり、要は、それを受け取る親側の問題なのです。

 

子どもからの疑問にどう対応すればいいか。子どもが小さい頃からきちんと向き合っていくことで、性の話がタブーではない環境を作っていくことができます。

 

「性」と「生」の話は、子ども達の心と体を守る「おまもり」です。
子育て中の親御さんはもちろん、教育者、子育てに興味がある方へもおすすめの一冊です。

 

 

<目次>

・第1章 なぜ小さい頃から性教育が必要なのか
・第2章 「げっけいのはなし いのちのはなし」の活用ポイント
・第3章 読者様からの声
・第4章 大事にしていきたい性と生のお話

 

 

編集者からのコメント

性教育は『ちょっと恥ずかしい』『どう教えたらいいかわからない』『わざわざ学ばなくても大丈夫』、そんなふうに捉えられがちですが、実はそうではありません。性教育は、自分で知り・他者との違いを認め合い・尊重し合いながら、誰もが自分らしく生きていくための「人権教育」の第1歩であり「生」教育なのです。
本書は絵本「げっけいのはなし いのちのはなし」の副読本としてお使いいただけます。絵本を上手く活用できている人も、まだ家庭での性教育を始められていない人も、すべての人の心が軽くなる性教育&子育て実践本。読めばきっと性教育への概念が変わります。

大石 真那(おおいし まな)

兵庫県神戸市出身、明石市在住。
兵庫県立長田高校、神戸大学医学部保健学科卒業後、2004年に保健師として兵庫県庁に入職。
2017年の第4子妊娠・出産を機に性教育の大切さに気づき、性教育講師としての活動を開始。
2022年4月「子ども達のイキルチカラヲヒキダス」をコンセプトにNPO法人HIKIDASHI(https://ikiru-hikidashi.org)を設立。
現在、性教育を中心に様々な事業を展開し、「生」教育アドバイザーとして子ども、両親、企業の方々等、様々な方を対象に各種性教育の講演会、研修を行う。
2021年に絵本「げっけいのはなし いのちのはなし」(みらいパブリッシング)を刊行し、全国学校図書館協議会選定図書に選出。現在重版4刷目。
絵本を広く知ってもらうためのアンバサダー養成、「性教育カフェ」の活動にも力を入れている。3男1女の母。

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