新潟小町 イマモムカシモ

新鮮な海の幸と米所ならではの美味しい地酒、そして雪国情緒あふれる街並みやスキー場、温泉などで知られる新潟県。
そんな新潟が誇る文化と工芸を美しい写真とともにお届けします！

 

本書で紹介するのは笹団子、織物（国の伝統工芸品・塩沢紬）、染物、和紙（無形文化財・小国紙） の４種類。
いずれも昔ながらの技術を今日まで受け継いできた、歴史ある伝統産業です。

 

そんな工芸品の制作工程を、アンティークの着物を纏った“新潟小町”たちがなるべく昔ながらに再現し、撮影した本書。
章ごとに変わる季節とストーリーを愉しみながら、伝統的なものづくりの歴史を学べる１冊です。

 

 

【 本書のポイント 】

 

◎和の文化に触れることができる！
四季折々の景色、日本古来の建築、美しい日本語。
本書には日本の「和」の文化がたっぷりつまっています。

 

◎地域学習、文化学習にもぴったり！
地域の産業を知ることで、地元への理解を深めるきっかけに。
郷土愛や、故郷への郷愁が増すことでしょう。

 

◎お土産にもおすすめ！
旅の思い出に、新潟の風景を手元に残しませんか？
本文の英訳つきなので、外国人観光客にもおすすめです。

 

 

【 撮影協力していただきました！ 】

 

◆江口だんご（長岡市宮本）
明治35年創業の老舗団子店。旧長岡藩家老の屋敷を改装して造られた趣ある店舗で昔ながらの笹団子を提供し、新潟県民の故郷の味を伝え続けます。

 

◆塩沢つむぎ記念館（魚沼市塩沢）
国の伝統工芸品に指定され、日本三大紬として知られる「塩沢紬」をはじめ、「越後上布」や「本塩沢」など、1000年以上の歴史をもつ塩沢の織物の歴史と技術を広く発信中。

 

◆山上染物店（村上市肴町）
創業から今日に至るまで、染物一筋で370年以上。 日本最北の茶所・村上の茶葉を使った「北限の茶染」など、江戸時代から14代に渡って染物の技術を受け継いでいます。

 

◆小国和紙生産組合（長岡市小国町）
地域のお年寄りから道具や作り方を教わり、消えつつあった「小国紙」の技術を伝承するなど、小国の和紙づくり文化の存続に注力。300年以上の歴史を次世代に伝え続けています。

 

 

編集者からのコメント

本書を企画・撮影したのは新潟県長岡市のカメラマン。
登場するモデルをはじめ、ヘアメイクや撮影スタッフはみんな新潟県在住です。
さらに、表紙には新潟で活躍する書家・下田彩水さんに素晴らしい題字を添えていただきました。
新潟発・新潟のパワーがぎゅっと濃縮された写真集、ぜひお愉しみください。