なぜかサイフが開く! 市場の魔法

著者野地かず枝

価格 1650円(税込)

四六判 208ページ ソフトカバー 

2023年7月24日 ISBN978-4-434-32400-0

みらいパブリッシング 全国学校図書館協議会 選定図書

商売のキホンに気づく、市場式の売り場づくりと接客法

「生き馬の目を抜く」海鮮市場で販売のノウハウを磨き、
7県16店舗の人気店に育てた女性社長の「売る技術」を、
市場(いちば)発の「売り場攻略本」として、一冊にまとめました!

 

◎市場には、消費者心理をくすぐる仕掛けが無数にある
活気のある市場には、五感の刺激、バンドワゴン効果、返報性の法則など、消費者心理をくすぐる仕掛けが無数に潜んでいます。
著者は水産加工品の製造・販売で直営店「海道屋」を7県16店舗展開する人気店の社長。
本書の市場式の売り場作りと接客法に「商売のキホン」があることに気付くでしょう。

 

特に、接客のコツは実例をふまえて伝授しています。
客とラポール (信頼関係)を瞬時に築くノウハウは 、どんな商材でもすぐに応用可能です。
「売上が伸びない」「売り場に活気がない」という悩みは、「市場式売り場攻略」で解消しましょう。

 

◎二代目経営者の苦難と成功
また修業時代や「二代目」の苦労話も多く収録されています。
店の一角でたい焼きを一日中焼くことから始めて、なりゆきで海鮮珍味の店「海道屋」二代目を継いだ著者。
現場の先輩たちに鍛えられ、寝る間もないほど働く下積み時代。
その間、時には会長である父と殴り合いのケンカをしながらも、全国の生鮮市場に足を運び、リサーチをおこないました。
事業継承して成功した二代目社長のエピソードには、たいへん身につまされ、参考になる話も盛りだくさんです。

 

こうして「生き馬の目を抜く」海鮮市場で販売のノウハウを磨き、7県16店舗に育てたた著者のお店は、
「メレンゲの気持ち」日本テレビ、「ぴったんこカン・カン」TBS、「おじゃマップ」フジテレビ、「じゅん散歩」テレビ朝日他、テレビ取材13回以上の人気店となっています。

 

売り場の活気に悩む商店の店主はもちろん、
「売る技術」「売り場の攻略」に興味のある方には必見の一冊です。

 

目次
第1章 市場で流行っている店がやっていること
第2章 なぜ市場に行くと財布の紐が緩むのか?
第3章 突然降ってわいた「社長業」に就くまで
第4章 「売れる空気」を作るコミュニケーション術
第5章 「市場」の存在意義と可能性
第6章 市場に見るダイバーシティ
第7章 売り場作りが楽しくなる7つの裏技

 

編集者からのコメント

「市場」に特化した「売り場戦略本」は本書が日本初。
すべて自身の体験なので、失敗も成功もリアリティがあります。
客とのやりとりの実際は、そのまま応用できる具体的なもので、売り場の活気に悩む商店主には大いに参考になります。
また、事業継承した二代目の商店主にも、たいへん参考になる本。
市場での経営・接客の裏側も生き生きと活写されていて、雑多感が楽しい市場の雰囲気に触れることもできます。

野地かず枝(のぢ かずえ)

海道物産(KAIDOU PRODUCTS TRADING株式会社) 代表取締役社長

福島県出身。石川県金沢市在住。
10歳で父親が失踪。貧しい母子家庭に育つ。
専門学校に進むも学費が続かず、友人に誘われたお寺が気に入り出家。
お寺が廃寺になり、還俗して水商売。つてを頼ってサラ金社員。
20代半ばで失踪した父から連絡を受け、父の会社「海道屋」を手伝うことになる。
市場の人々に徐々に受け入れられ、厳しくも破天荒な父の教育を受け、二代目社長になる。

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