ペットボトルのイルカ

著者しのざきみえこ・今村柊一

価格 1540円(税込)

B5判 32ページ 上製 オールカラー

2023年6月23日 ISBN978-4-434-32093-4

みらいパブリッシング

絵本で考えるSDGs イルカが愛とリサイクルを体現する

ジュウは水族館のイルカです。
プラスチックごみに汚染された海で死にかけ
浜辺に打ち上げられたところを水族館の人に助けられて、仲間たちと暮らしています。

 

ある時、なぜか遠い町の子どもたちの声が聞こえるようになったジュウ。
子どもたちのひとり、ミオくんが夜、ベッドの中でさみしくて泣いている声が聞こえてきました。
ジュウは、水族館で捨てられたペットボトルを洗って水をくみ、魔法の水に変えてミオくんのもとに飛んでいきます。
ミオくんを助けられたことがうれしくて、ジュウは困っている人たちのもとへ次々と魔法の水を届けます。

 

SDGsについて考えるきっかけになる、イルカのジュウの冒険物語。
第7回絵本出版賞 最優秀賞受賞作。

 

編集者からのコメント

人間が汚した海で死にかけたイルカが、人間に助けられ、人間を助ける……皮肉でもありますが、愛が循環する世界を描いています。
本書が、互いに助け合う、平和な世界に向かうための一助となりますように。

 

■対象年齢:5歳~

 

■SDGsシリーズ
SDGsの目標 6「安全な水とトイレを世界中に」12「つくる責任つかう責任」14「海の豊かさを守ろう」をテーマにした作品です。

 

 

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しのざきみえこ・今村柊一(しのざきみえこ・いまむらしゅういち)

文・しのざきみえこ
作家。
栃木県那須塩原市生まれ。
息子 2 人をもつシングルマザー。高校時代からシンガーソングライターを目指す。
那須とりっくあーとぴあ館長や、アンティーク雑貨店経営など、多種多様な仕事を経験する。
本作で第7回絵本出版賞ストーリー部門最優秀賞を受賞し、絵本作家デビュー。
著書に、小説『自尊心』(彩図社)、『ベガーヨシジ』(文芸社)、『緑色の馬』(文芸社)がある。

 

絵・今村柊一
画家。
東京生まれ。東京学芸大学教育学部美術科出身。
芸術教育研究のためハンガリーに短期留学。卒業後、画家・新井秀一郎に師事する。
2023年、八ヶ岳への移住を機に画業に専念。

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