いも子さんのお仕事

月収12万円のパートから、月商100万円の自営業に。
そんな成功談は特別な人にしか実現できないと思っていませんか？
「自分はダメだ」と思っている人にも元気を与える
小さく始められる起業があります。
たとえば……そう、焼き芋屋さんの移動販売。

人づきあいが苦手で職場を転々としていたパート調理師から、
月商100万円の焼き芋屋さんになった「いも子さん」。
著者のエピソードの数々には、計58ページのマンガつきです。
焼き芋屋開業のためのノウハウ、営業のコツもしっかりと具体的で、
実用書としても成立しています。
イラストも満載で楽しく読める「ほのぼの系起業ガイド」です。

著者のいも子さんは日本でいちばんマスコミに取材されている
カリスマ焼き芋屋さん。
けれど、その道のりはまさに七転び八起きでした。
どん底の自己肯定感からなんとか一歩を踏み出した28歳のころ。
ずぶの素人で、失敗続きの開業エピソード。
そして、両親の介護や二人の子どもの育児との両立。
低農薬の生産者さんとのつながり、未来への夢。
起業本としてだけでなく、20代・30代をどう生きるか、
男女共に気づきを得られるでしょう。

会社員・派遣・パートで起業も視野に転職を考えている人、
チームで働くのが苦手な人、人に使われたくない人。
また焼き芋屋を始めたい人はもちろん、
仕事の人間関係がトラウマになっている人にもグッとくる一冊です。

目次
第１章　人生を変えた焼き芋屋開業
第２章　焼き芋屋さんの魅力
第３章　三か月で自分のお店を持つ開業ノウハウ
第４章　何はなくとも、さつまいものお話
第５章　開業前に考えたい集客や費用対効果のこと
第６章　「阿佐美やいも子」ができるまで
第７章　焼き芋を通した家族のコミュニケーション
第８章　焼き芋で作りたい未来

編集者からのコメント
いも子さんの生き方で、イケイケでやり手な要素は、
その片鱗もありませんでした。
職場では、失敗を怖れるあまり緊張して結局失敗。
周囲とうまく合わせられず、自分の意見も言えず、気がつけば「ダメなスタッフ」。
介護のための有休も言い出せず、いろいろな職場を転々として、
結局体調を壊して、失業保険で暮らす日々。
そんな中、はかない夢だった「カフェ開業」が、だいぶ形を変えて、
それでも自営業の一歩としていも子さんの目の前に現れたのです。
本書では、焼き芋屋開業の資格、開業に必要なノウハウ、営業のコツなど、
焼き芋屋を始めるための情報も余さず伝えています。
著者の開催する「焼き芋屋開業講座」の受講生で焼き芋屋を始めた男子も多数。
人に使われず、マイペースで働き、お客様に幸せなひとときを提供する焼き芋屋さん。
あなたも始めてみませんか？