おにふうふ
著者松山功次郎
価格 1320円(税込)
B5判変形 24ページ 上製 オールカラー
2022年11月24日 ISBN978-4-434-31196-3
モモンガプレス怒ると鬼になっちゃうパパとママ。 さあ、居間で繰り広げられる大決闘の結末は?
さっきまでニコニコしていたパパなのに、
ちょっとしたことがきっかけで…
「コラーーーー!」
あっという間に、恐ろしい形相の赤鬼に!
そんなお父さんの後ろには…
「えっ」
もっと怖い、青鬼になったママ!
さあ、鬼夫婦の大決闘がはじまります。
決着やいかに。
パパとママはどうなっちゃうの…?
だけど、みーんな、ちゃんと知っている、
あったかーい、いつもの結末。
本から飛び出してきそうな勢いの鬼たちの姿で、
明かりの灯る家のどこかで
今日も繰り広げられているワンシーンを
やさしく、おかしく、描いた絵本です。
編集者からのコメント
家族の争う姿って、いくつになっても
胸が締め付けられるような感覚があります。
でも、そこには色んな出来事や思いがあって、
答えだってひとつじゃない。
家族だから、家族でも、家族なのに……
家族はいつだってどこかきゅうくつで、うるさくて、
あたたかい不完全なものなのかもしれません。
読む年齢によって、大きく見方の変わる絵本。
世代を超えて読まれてほしい物語です。
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松山功次郎(まつやまこうじろう)
渋草焼窯元・芳国舎六代目、絵本作家。
岐阜県飛騨高山出身。
普段は器に絵を描く絵師。
器には込められない想いを、絵本として表現する。