ぶんちゃんとおにいちゃん
著者海辺野ねこ
価格 1540円(税込)
B5判 24ページ 上製 オールカラー
2022年9月26日 ISBN978-4-434-30978-6
モモンガプレス 全国学校図書館協議会 選定図書抱きしめたくなるような猫の絵本が生まれました!
ある日のこと、
お兄ちゃんが白い子猫を拾ってきた。
子猫は「ぶんた」という名前を付けられ、
家族に見守られながら、すくすく成長していく。
やがて近所の猫たちからも頼られるボス猫にーー。
猫とお兄ちゃんの心の交流を妹の目線から描きながら、
「ほんとの幸せとはこういうことなのかもしれない」
と思わせてくれる絵本。
作者は、かつてともに暮らした猫をモデルに
この物語を書いたという。
大好きだったその猫はあまり長生きできなかった。
小さな悲劇が起きて、
あっけなく亡くなってしまったのだ。
その猫との思い出を絵本にして残しておきたいと思った。
絵本の最後の一文には、
そんな作者の願いがこめられている。
日本画の絵具と技法で描かれた絵は、
まさに、息をのむほど美しい。
忙しい毎日を忘れさせてくれる魔法のように。
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海辺野ねこ(うみべのねこ)
画家・絵本作家。猫や亀など動物好き。実家は猫屋敷で、子供の頃から猫とともに暮らす。
以来、猫は兄弟や友のような存在。
猫との思い出や猫のあるある、
そこからふくらむ妄想など、猫好きが楽しめる作品作りを目指している。