となりの谷川俊太郎
著者谷川俊太郎
価格 1599円(税込)
四六判変形 264ページ 仮フランス装
2022年7月14日 ISBN 978-4908827754
ポエムピース 選定図書雲の上の谷川さんより、となりの谷川さんが好き。 詩人とともに、歩き、恋を語り、空を見上げる、最新詩集!!
谷川俊太郎さんの全詩集の中から新たな視点で選び出した
「短い詩ベスト120」+書き下ろし「巻頭詩」を収めた
贅沢な最新詩集です。
作品のセレクトは、
『谷川俊太郎詩選集』の編者として知られる
詩人・翻訳家の田原(ティエン・ユアン)さんが担当し、
装丁・装画は人気装丁家の鈴木千佳子さんが手がけました。
「雲の上の谷川さんより、となりの谷川さんが好き。」
と帯の言葉にもあるように、
この詩集のページをひらく読者は、
詩人の谷川さんといっしょに歩き、
恋を語り合い、
ともに空を見上げるような気持ちで、
詩の一つ一つを味わうことができます。
そして読者は
「私のとなりに谷川さんがいてくれる」
と感じることができるのです。
この詩集のために書き下ろされた巻頭詩「はじめに」の中に
こんな素敵な言葉があります。
「詩はあなたの心の中で旅に出ます
私の詩が私のものではなくなって
あなたのものになることを
私の詩はひそかに夢見ています」。
これがこの詩集を世に送り出す谷川さんの願いです。
さらに、この詩集のもう一つのユニークな点は、
谷川さんと親交の深い歌人の枡野浩一さんによる
「つぶやきコラム&エッセイ」が読めることです。
ページのところどころに出てくる枡野さんのつぶやきに、
にやにやしたり、妙に納得させられたり、
谷川さんへの愛を感じたり。
こちらも一読の価値あり、です。
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谷川俊太郎
1931年、東京生まれ。詩人。詩集『二十億光年の孤独』を刊行以来、詩やエッセー、翻訳、脚本など幅広く活動する。