いっしょにあるく
著者うえのみえこ
価格 1540円(税込)
B5判 32ページ 上製 オールカラー
2022年6月20日 ISBN978-4-434-30487-3
みらいパブリッシング現役の介護職員が、
認知症がある人自身の気持ちになって描いた絵本。
「ずっとがんばってきたわたし。でも、さいきん、わからないこと、できないことが増えてきました……」
この絵本は、認知症がある人本人が主人公です。
現役の介護職員が、認知症がある人たちと日々接するなかで、
介護される側の気持ちに寄り添い、描き上げました。
近親者を介護する中で、私達は「本人のために」と、一方的な答えを押し付けていないだろうか……。
そんな、人間の尊厳について考え直すきっかけになる1冊です。
「一方的な押し付け」は、介護の現場に限ったことではありません。
育児中、子どもたちに対してや、
その他あらゆる人とのコミュニケーションにおいて、
大切なことに気づかされる1冊です。
編集者からのコメント
この絵本で語られている、認知症がある人自身のセリフに、
ドキッとする方は多いのではないでしょうか。
本人の気持ちを聞く前に、「本人のために」「安全のために」
周りの人たちが判断していることもあると思います。
しかし、本人は傷ついているのかもしれません。
この絵本は、介護だけでなく、子育て、夫婦、上司と部下などのコミュニケーションに悩む人にもオススメです。
相手の気持ちに寄り添えると、自分も少し楽になるかもしれません。
少し肩の力を抜くためにも、ぜひご一読ください。
ドキッとする方は多いのではないでしょうか。
本人の気持ちを聞く前に、「本人のために」「安全のために」
周りの人たちが判断していることもあると思います。
しかし、本人は傷ついているのかもしれません。
この絵本は、介護だけでなく、子育て、夫婦、上司と部下などのコミュニケーションに悩む人にもオススメです。
相手の気持ちに寄り添えると、自分も少し楽になるかもしれません。
少し肩の力を抜くためにも、ぜひご一読ください。
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うえのみえこ
兵庫県出身。京都芸術短期大学卒業後、転職を経て特別養護老人ホームに就職。
現在まで認知症介護に携わる。
現在はグループホームで介護支援専門員に従事する傍ら、認知症介護指導者として活動中。