世にも奇妙な博物館
未知と出会う55スポット
著者丹治俊樹
価格 1760円(税込)
A5判 176ページ ソフトカバー オールカラー
2021年8月17日 ISBN978-4-434-29086-2
みらいパブリッシング 全国学校図書館協議会 選定図書まじめな人たちがまじめに作ってしまった、とんでもない博物館ガイド
旅するようにページをめくる、大人気ビジュアルガイドシリーズの最新作!
豊富な写真で魅せる、全国津々浦々の知られざる博物館の魅力が大爆発。
ページをめくれば、そこはワンダーランド!!
北海道から沖縄まで、著者が自らの足で取材したちょっと奇妙な55の博物館にご案内。
それは知られざる偉人の存在を伝え、執拗なまでのコレクション魂を見せつけ、
シリアスな戦争の歴史を突きつけ、そして、誰かに話したくなるようなワクワクする未知の世界を語りかけてきます。
かつてなかったコアな博物館ガイドが、全ての人の心を鷲掴みにするでしょう!!
テレビ東京『よじごじDays』、J-WAVE、FMヨコハマなど
――全55の魅惑の博物館――
北海道・東北
1) 北海道立オホーツク流氷科学センター (北海道)
2) 平取町立二風谷アイヌ文化博物館 (北海道)
3) 八甲田山雪中行軍遭難資料館 (青森県)
4) 東日本大震災津波伝承館 (岩手県)
5) 東松島市震災復興伝承館 (宮城県)
6) 大潟村干拓博物館 (秋田県)
7) なまはげ館 (秋田県)
8) 田沢湖クニマス未来館 (秋田県)
9) 舞娘茶屋 相馬樓 (山形県)
10) 天童市将棋資料館 (山形県)
関東
11) 大麻博物館 (栃木県)
12) 金谷ホテル歴史館 (栃木県)
13) 重監房資料館 (群馬県)
14) 学校給食歴史館 (埼玉県)
15) 白井そろばん博物館 (千葉県)
16) 都立第五福竜丸展示館 (東京都)
17) 海上保安資料館横浜館 (神奈川県)
北陸
18) 錦鯉の里 (新潟県)
19) 氷見昭和館 (富山県)
20) 南砺バットミュージアム (富山県)
21) 金沢蓄音器館 (石川県)
22) 日本自動車博物館 (石川県)
23) 深田久弥 山の文化館 (石川県)
24) 人道の港 敦賀ムゼウム (福井県)
中部
25) ポール・ラッシュ記念館 (山梨県)
26) 昭和町風土伝承館 杉浦醫院 (山梨県)
27) 松本市時計博物館 (長野県)
28) 日本ラジオ博物館 (長野県)
29) 名和昆虫博物館 (岐阜県)
30) 浜松市楽器博物館 (静岡県)
関西
31) 鳥羽市立海の博物館 (三重県)
32) 舞鶴引揚記念館 (京都府)
33) 漢検 漢字博物館・図書館 (京都府)
34) 中山修一記念館 (京都府)
35) 昭和レトロ情景館 (兵庫県)
36) ビートルズ文化博物館 (兵庫県)
37) 世界の貯金箱博物館 (兵庫県)
38) 野島断層保存館 (兵庫県)
39) 町家物語館 (奈良県)
40) 稲むらの火の館 (和歌山県)
中国・四国
41) 児島学生服資料館 (岡山県)
42) 長島愛生園歴史館 (岡山県)
43) 岩国シロヘビの館 (山口県)
44) 周南市回天記念館 (山口県)
45) 鳴門市ドイツ館 (徳島県)
46) 宇和米博物館 (愛媛県)
九州・沖縄
47) 門司電気通信レトロ館 (福岡県)
48) TOTOミュージアム (福岡県)
49) 佐賀バルーンミュージアム (佐賀県)
50) 音浴博物館 (長崎県)
51) 長崎市永井隆記念館 (長崎県)
52) 天領日田洋酒博物館 (大分県)
53) 知覧特攻平和会館 (鹿児島県)
54) 対馬丸記念館 (沖縄県)
55) 不屈館 (沖縄県)
丹治俊樹(たんじ・としき)
博物館マニア・日本再発掘ブロガー
1987年神奈川生まれ。
フリーエンジニアのかたわら、日本の知られざる場所を発掘して取材・調査をまとめたブログ「知の冒険」を運営。
本業でうつ病を患うも、博物館が好きすぎて、本業以外の時間を全て日本全国の博物館取材に費やす。ブログを始めてからの6年間で訪問した博物館は、約750箇所にのぼる。
東洋経済オンラインなどのwebメディアに取り上げられるほかラジオ番組へも出演しつつ、日々博物館の魅力を発信している。
2023年10月に本書の続編『世にも至宝な博物館 ~後世に遺したい50のみらい遺産』刊行。
編集者からのコメント
人は歴史の中で、誰もが称賛することもすれば、おかしいと思わせる、奇妙なこともする。
その歴史を知り、振り返る場所が全国に数多ある博物館だ。
心ある人が収集し守ってきた記録や物ものは、権力者が作ったそれとはちがう存在感と生々しさで、みるものに語りかけてくる。
奇妙な博物館よ永遠に!
歴史の中に埋没しない奇妙さ。それは評価を定着させず、新たな問いかけをし続けているからだ。
本書はそんな博物館を応援してやまない。