借金問題解決法

弁護士と依頼人の会話形式で、借金問題解決の流れとポイントがよくわかる。
借金のステージ別解決法で悩みが消える。
より良く生きるための借金問題解決法を大公開。

借金問題の悩みは、大変つらいものです。家庭不和の原因や健康を害する要因にもなります。うつ病になって自ら命を絶ってしまう人もいます。日本では毎年約2万人の自殺者がいますが、そのうちの多くは経済的な問題といわれています。
コロナウィルス感染症の影響で、仕事を失ったり、大幅な減収となったりして、これまで以上に借金問題に悩む人が増えています。

貸金業者からの取り立ての電話が毎日のようにかかって来ると、精神的なストレスは相当なものです。それでも借金問題は人には相談しづらいものです。家族にも言えず、ひとり悩んでいる人も多いことでしょう。
しかし、借金問題は悩んでいるばかりでは解決しません。放っておいても借金は減るどころか、ただ時を過ごせばもっと悪い事態に向かうことになりかねません。
早めに弁護士に相談して、行動を起こせば、おおよそ解決するのが借金問題です。借金問題を解決しようと、立ち向かう姿勢が大切なのです。
どのような解決方法があるのか、あなたにはどのような解決方法が向いているのか、ぜひ読んでみてください。きっと、お役に立てるはずです。

【目次】
序 章 借金セルフ診断
第1章 まずは自分の現状を知ること
第2章 借金問題解決のポイント
第3章 自分だけでできる借金問題解決方法
第4章 弁護士による借金整理
第5章 自己破産
第6章 個人再生
第7章 任意整理
第8章 弁護士に相談する・依頼する

編集者からのコメント
令和4年4月より、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられます。 18歳になればクレジットカードも作ることができ、 手軽に借金する若者も増えることが予想されます。 借金問題は世の中から、簡単になくなりそうにありません。 借金問題の渦中の人になったとき、間違いなく言えることは、 借金から逃げていては解決しないということです。 解決に向けて行動を起こしてこそ、ほぼ解決できるのです。 特に、弁護士に頼ることは、借金問題を解決する最短の道です。 そして、借金が消えたあとも、なぜ自分は借金問題で苦しんだのか――。 その原因を忘れず、健全に生活してほしいと思います。