The HOPE of HENOKO

辺野古・美ら海からのメッセージ(ビジュアルガイドシリーズ)

著者中山吉人

価格 1760円(税込)

A5判 160ページ ソフトカバー 

2021年4月12日 ISBN978-4-434-28616-2

本当に、ここに基地を造っていいの?

沖縄県の辺野古で、米軍の新基地建設が進んでいます。
辺野古ってどんなところ? 自然破壊は大丈夫なの?

 

辺野古で基地反対運動をする中山吉人さんは、この問題を広く世に伝え、問いたいと、今日もテントを訪れる人に基地建設の現状と問題点を説明しています。 新基地建設の問題点に加え、テントを訪れた26人のエッセイを収録。 小学生からお年寄りまで、さらに海外からも熱いメッセージが寄稿されています。 最新取材により沖縄の圧倒的に美しい自然と、辺野古新基地建設をめぐる状況を、美しい写真と文でご紹介するガイドブックです。

 

基地建設の現場で、あまり報道されていない一個人の視点からのリアルな写真とコメント。
それらを見て、感じて、きっと何かを想像し、発見していただけることでしょう!

 

 

【目次】
Chapter1 Imagine
Chapter2 路上から見る沖縄・辺野古
Chapter3 美ら海へのメッセージ
Chapter4 なにを守っているのか
Chapter5 私たちにできること
Chapter6 沖縄を知るたびに出よう
Chapter7 シネマは教えてくれる
Chapter8 琉球・沖縄の歴史
Chapter9 あとがき

 

 

編集者からのコメント
1996年に日米政府が米軍普天間飛行場の返還に合意し、その移設先として名護市・辺野古に新たな基地を造ることが決定されました。 日本で最初に*HOPE SPOT(希望の海)に認定された美しい辺野古の海の自然は、以来、基地の建設工事により脅かされています。 辺野古・大浦湾一帯の海は、絶滅危惧種のジュゴンが暮らし、その生物多様性は世界有数なのです。

この希少な海を未来に残すことは私たちの責務のはずです。
これからこの海は、人々の暮らしは、歴史はどうなっていくのでしょうか。
美しい辺野古の写真と、辺野古を想う人々の熱いメッセージに触れてください。

 

*HOPE SPOTとは、米国の環境NGO「ミッションブルー」が認定、登録、推進するプロジェクト。 世界に誇ることができる重要な海域を認定し保護をはかるのが目的。110の海がリストアップされています。

 

 

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中山吉人(なかやま よしと)

 

路上から民主主義を見つめる自由人 。
鳥取県生まれ。初めて訪問した 40年前、沖縄の自然の美しさに心を奪われ、以来、度々訪問。
東京で高齢者福祉の仕事に長年携わるってきたが体調をくずし退職。
それから数年後の 2018年 9月、沖縄県名護市に居を移す。
社会の様々な問題に関心を持ち、知見を高めながら、
辺野古の基地建設にまつわる問題点をテントを訪れる人に解説している。
どこにも属さず自由な立場で反対活動を継続し、アルバイトと年金で生計をたてている。
著書「路上から民主主義を見つめて」(全7巻・私家版)

 

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