連載|コボシとコボ娘の絵本レビュー『おもちぽん』

連載
2021/01/10

この連載について

本業はグラフィックデザイナーでありながら、娘たち(7歳と5歳)に読んだ絵本のレビューを毎日noteに連載しているコボシさん。

たくさんのレビューのなかから、みらいパブリッシングの『おもちぽん』を紹介します。

「おだんごだーいすき」「おせんべいふじん、こわーい」

コボ娘ちゃんたちの素直な感想もかわいらしい、みらいパブリッシングの公式レビューです。

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、今宵もまいりましょう!

レビューする絵本は『おもちぽん』です。

作者は、やしろまりこさん。

初版は、2020年2月です。

 

 

 

《ストーリーについて》

華やかなお餅の世界で、1人変わったおもちがいました。

その名も〝おもちぽん!〟 

お団子になって、串に刺さったり

おしるこに入って、のびたり

とけあって、きなこまみれになったりするのは、嫌なのです。

そうして、こんぶをまきつけたおもちぽんは人気者になり…

さぁさぁ、おもちぽんは一体どういうおもちになるのか、流れ流れていく美味しい物語です。

 

 

《10コの好きなところ》

①〝おもちぽん〟というネーミングが可愛らしい。

② 題字のフォントも、おもちっぽくて、素敵でチャーミング。

③ 和紙の風合いが、お餅との和の相性を感じさせてくれる。

④ おもちぽんが誕生するときの効果音が『みょみょーん』なんだけど、そのフォントも力強く和っぽい。

⑤ いろんな、おもち料理がでてきて、それに沿った文のレイアウトも素敵すぎる。

⑥ おせんべいふじんのキャラクターには、お局さまのイメージがわき、面白かった(笑)

⑦ こんぶをまきつけた、おもちぽんが忍者みたいに描かれているところがいい。ワクワクする。

⑧ 得意げになっていた感情から、不安に変わるところの変化が人間っぽくて美しい。ここがキーポイントかもしれない。

⑨ 昆布がもちに染みると色がつくことも学べるし面白いし、確かにって思う。

⑩ 最後は、するんと抜け出し一筋縄ではいかずに、ハッピーエンド。

 

 

《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7歳と5歳)の反応は、

「おだんごだーいすき」
「おせんべいふじん、こわーい」

とかですね。身近な食べ物だったんで想像しやすかったんでしょうね。

自分の好きなお餅料理の話題で花を咲かせておりました(笑)

わたしは、この和紙の風合いに、シュールで可愛い絵がなんとも現代アートっぽくて素敵だなぁって思いながら読み聞かせしました。

 

 

《おしまいの言葉》

なんか、おもちの話って可愛いですよね。

絵も、期待を裏切らないんです♡

そして、最後のページには、おもちぽんすごろくがあるところも、とても読者にとってはうれしいし、優しいなと思います。

調子にのることも、落ち込むことも、なんでも自分の糧になっていくんだなぁって、おもちぽんを読みながら考えてました。

そして、流れていく結末というか、ごく自然にある場所に落ち着くといいますかね。

私たちの未来も、どこに流れ着くのやら(笑)

おもちぽん先生に相談したいですよっ(^^)

 

 

(※この記事はコボシさんのnoteから抜粋したものです。オリジナル記事はこちらをご覧ください。)

 

 

 

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筆者プロフィール

コボシ

デザインをしたり、張子をつくったり、接骨院の運営をしたりしています。
本業はグラフィックデザイナーで趣味は、絵本を娘たちと読むこと。
手持ちの絵本の中から絵本レビュー更新中。

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コボシさんが読んだのはこの絵本

2021.01.10

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