はやしともみの ひみつのノート【4】

連載
2020/11/25

この連載について

みらいパブリッシングから3冊の絵本を出している、看板作家のはやしともみさん。

彼女が考えごとをするとき、絵と言葉が同時に出てくるそうです。

そんなはやしさんの頭の中をのぞかせてもらう連載のはじまりです。

“形にならないものたち”のさまざまな表情をご覧ください。

 

 

 

 

4さいの絵
 
5さいの絵
 
6さいの絵
 
9さいの絵
 
12さいの絵
 
14さいの絵
 
 
たくさんの、人生の中で描かされた絵
 
ピンとこなかった絵
 
ぐっとのめり込んだ絵
 
人を驚かした絵
 
誰にも見せないひみつの絵
 
 
 
美術の先生は、自分の経験に沿って指導をし
 
役割に沿って評価をし
 
それでも
 
自我をこえた直感でその絵たちを身体に取り込んでいるはずだ。
 
 
 
flow
 
 
 
 
 
少しでこぼこのある表面にインクを染み込ませるだけで、奥行き、流れ、関係、記憶、時間、自他を超えた様々なレイヤーが重なり混じり合う。
 
これは絵の不思議だ。
 
この不思議は、描かれた対象の別の一面をあらわにしたり、観た人の忘れていた記憶を呼び覚ましたり、様々な時空に繋がる窓だ。
 
 
 
絵の律動に相対するわたしの鼓動がある。鼓動のうしろには胎動がある。
 
胎動のさらに奥には運動がある。
 
それぞれの動きは連なることで働いている。
 
 
 
 
 
 
 
spiritual
 
 
表に現れると描いて「表現」と読む。
 
演者が表に立つとき、彼らはお客さんから見て正位置となるように演じる。
 
彼らのしていることは紛れもなく「表現」なのだ。
 
しかし、お客さんが感じ取っているのは、彼らが大切にしている「見えないもの」なのだと思う。
 
 
 
sweet soul
 
 
 
 
 
表現のうしろがわには秘密がある。
 
表現と秘密はいつも一体で、それぞれの中に見え隠れするものだ。
 
 
美しさとはその働きを追いかける眼差しの一端なのかもしれない。
 
 
 
美を感じる時にそばにあるのはなんだろう。
 
そんな風に、意識を澄ませてみるよ。
 
 
 
顕にしたり潜ませたり、動きを持って私たちを魅了する。
 
 
 
lovely power
 
 
 
 
 
 
何かいつも通りの世界から、別の世界に切り替わるときの膜を、感じられたら
 
私にとって、すこし特別な1日です。 
 
 
 
意味のない落書きよ、いつもありがとう!
 
 
 

 

 

 

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作者プロフィール

はやしともみ

絵本作家・アーティスト
神奈川県生まれ。東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。
「目に見えないエネルギーを描く」ことをテーマに、絵画・陶芸・絵本制作などの創作活動を行い、お絵かきの楽しさを伝えるレッスンをしている。
座右の銘は「愛と夢とリラックス それで自我を越える」。
絵本作品に『クレヨンの旅』(東京書籍)、『もりのきでんしゃ』『もりのきでんしゃ ゆうきをもって』(みらいパブリッシング)

ウェブサイト:https://www.hayashitomomi.com

 

InstagramTwitterでも日々の創作や活動の様子を伝えています

はやしさんの描いた絵本はこちら

 

2020.11.25

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