めよりみみより 呼吸するように音楽を 4

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By 編集部 / 2020.11.17

この連載について

 

職場に、歌うように働く人がいる。

話すときも考えるときも、歌っているよう。

みんなその歌が聴きたくて、彼女と一緒に働いている。

 

歌手であり、みらいパブリッシングの編集者でもあるMitsuyoさん。

彼女が歌うステージが、みらいチャンネルにできました。

今日は、アイスランドの歌手Bjorkの「Hyperballad 」という曲のカバーをお届けします。

 

 

 

 

 

 

・・・ Start ・・・

 

 

メロディ、リズム、言葉、声の響き、呼吸。

それらのバランスで、それぞれちがった「歌」が生まれます。

 

日本語はひとつひとつ言葉の音と意味が独立していて、

音楽のなかで不自由を感じてしまう言語です。

そのことに悩んで、いろんな国の歌を探求してきました。

 

ブラジルの「Ponta De Areia」(Milton Nascimento)は

メロディと言葉が一体で、とても美しい歌です。

何度もきいているうちに歌えるようになりました。

 

 

「ポルトガル語の歌はメロディと言葉が本質的に絡み合っていて美しい」

Esperanza Spaldingがこの曲をカバーしたときに語っていました。

 

 

Bjorkの「Hyperballad 」も、歌ってみて曲の凄さを体感しました。

アイスランドの大自然で育ったBjorkの自由で壮大な世界観。

口ずさんでいたら歌になったような歌で、

解放的でありのままを受け入れられる気持ちになります。

 

以前に、ドラム・ギター・サックスでセッションしました。

 

 

ドイツの学者さんの言葉にもあるように、

「音楽は、人生へのもっとも奥深い洞察である」と感じます。

神秘的なこととも自然とつながる瞬間があるのです。

 

そして、歌うことそのものが自己肯定なんだと感じるのです。

 

 

 

・・・ To be continued ・・・

 

 

 

 

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プロフィール

Mitsuyo

うたうたい。京都出身。ジャズ好きの父、ポップス好きの母からなんとなく影響を受け、幼いころから歌うこととピアノを弾くことが好きだった。ミュージシャンたちとの出会い、東京での生活、様々な出来事の中で、音楽そのものに対する感じ方もめまぐるしく変化。その後、ボイストレーナーとして経験を積みながら、声や身体と深く向き合うようになる。ただいま子育ての真っ最中。本づくりの仕事にたずさわりながら、さらなる表現の世界を追求している。チャップリンやムーミンの世界、細野晴臣さんの音楽、Woody Allenの映画が大好き。

HP:https://mitsuy0utautai.jimdofree.com/
Instagram:@mitsuyo_undeuxtrois

絵本の歌も歌っています
https://miraipub.jp/songs/