先生、子どもをどう育てたらいいでしょう?

著者大野和子

価格 1540円(税込)

四六判 ソフトカバー 160ページ

2018年6月21日 ISBN978-4-434248-31-3 C0037

子どもの心に「学ぶ喜び」をプレゼントする。これだけですよ、お母さん!

もうこれ以上、子育てでしんどい思いをしなくても大丈夫。
愛媛県で43年、毎年350人の子どもたちを教える学習教室の先生が贈るメッセージ。

*伸びる子育てに必要な5つの考え方
1 どんな子でも、いつからでも、伸ばせる
2 叱るより、認めて伸ばすほうが絶対いい
3 「ひとりで」より、周囲の助けを借りた子育てを
4 「優秀なら放っておいても勝手に育つ」は大間違い
5 最高のプレゼント、それは「一生ものの勉強習慣」

大野和子

(おおの かずこ)
1942年生まれ、愛知県出身。親戚一同が教育関係に携わる「教育者一家」に生まれる。
愛知学芸大学(現・教育大学)卒業後、私立光が丘女子高校(岡崎市)に勤務。結婚を期に愛媛県松山市に居住し、1948年に愛媛大学教育学部専攻科終了。小学校・中学校・高等学校の教員免許を取得する。
1976年、松山市内に学習教室を開設。現在で創設から43年。市内に二ヶ所の教室を持つ。子どもの心を大切にすることをモットーに、一人ひとりにしっかり対応する独自の教育的アプローチと、親との関わりやアドバイスも心がけ、「より良い子育ての在り方」を広く説くのが教室の特徴。
特に子どもとの関わり方として、「一人ひとりの能力に合わせた最も良い伸ばし方を考え、指導をすること」を信念として、能力の発達段階に適切な指導を行うことを心掛けている。
勉強のできる子、できない子、障害を持った子など、年齢や経歴、環境、学歴を問わず広く子どもたちを受け入れて指導を行い、さらに直近の20年間は学習内容を発展させ、毎年平均約350名の生徒に独自の教育アプローチを行っている。
また親との関わり方では、「我が子が勉強しない」「我が子をほめられず、まずいところばかりを指摘してしまう」「子どものがんばりが足りない」と考える親へ、正しく子どもを伸ばすためのアドバイスも行っている。
さらに教室の指導者の育成にも重きを置き、教室全体の指導レベルの高さを保持してきた。高いレベルの教育を施せるスタッフを多数育成。
スタッフ教育に力を入れることで教室全体の教育レベルの均一化を図るとともに、教育者そのものの質をアップさせ、今後の後続の育成も視野に入れた教室運営を行っている。
著者の教室からは、東京大学ほか、早稲田大学・慶応大学・東京外国語大学・名古屋大学・岡山大学・愛媛大学・九州大学などへ進学した優秀な生徒を多数出している。
また著者自身は、現在も声楽家としてコンサート・水墨画家として個展を開催し、長年その活動を続けている。

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